ソルベンシーマージン比率とは
ソルベンシーマージン比率とは、予測もしないリスクに対する、各社の支払い準備余力を示すものです。200%を超えていれば安心と言われています。
予想もしないリスクとは
保険会社は、当然将来の保険金の支払いに備えているので、予想できる範囲のリスクには対応できます。しかし、大災害や環境の変化・株の暴落など、予想もつかないリスクがあります。そのときに「支払余力」を残しているかの指標がソルベンシーマージン比率です。
主なソルベンシーマージン
基金(資本金)、価格変動準備金、危険準備金、貸倒引当金、有価証券含み益、劣後ローンなど。
リスクの分類
- 保険リスク…大災害の発生などにより、保険金支払いが急増するリスク
- 予定利率リスク…運用環境の悪化により、資産運用利回りが予定利率を下回るリスク
- 資産運用リスク…株価暴落・為替相場の激変などにより資産価値が大幅に下落するリスク、および貸付先企業の倒産などにより貸倒れが急増するリスク
- 経営管理リスク…業務の運営上通常の予想を超えて発生し得るリスク
ソルベンシーマージン比率の計算
ソルベンシーマージン比率(%)=(ソルベンシーマージン×100)÷(リスクの合計額×0.5)
各社のソルベンシーマージン比率
ソルベンシーマージン比率 |
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2012年度 | ||
1 | ソニー生命 | 2281.8% |
2 | 東京海上日動あんしん生命 | 2195.2% |
3 | アクサダイレクト生命 | 2141.0% |
4 | 損保ジャパンDIY生命 | 1596.1% |
5 | 三井住友海上あいおい生命 | 1309.8% |
6 | AIG富士生命 | 1253.5% |
7 | 富国生命 | 970.8% |
8 | 明治安田生命 | 930.3% | 9 | エース保険 | 928.6% |
10 | 太陽生命 | 823.4% |
11 | オリックス生命 | 802.8% |
12 | 第一生命 | 715.2% |
13 | 日本生命 | 696.4% |
14 | アフラック | 686.4% |
15 | アクサ生命 | 674.1% |
16 | 三井生命 | 601.3% |
17 | アメリカンホーム・ダイレクト | 559.4% |
18 | セコム損保 | 525.7% |
19 | 三井ダイレクト | 429.4% |